2010年3月13日土曜日

3D BRAVIA(ブラビア) SONY(ソニー)

3Dテレビとしては、パナソニックが「3D VIERA」をすでに発表していますが、ソニーが新たに投入する「3D BRAVIA(ブラビア)」は、「3D VIERA」とはまったく異なる技術を盛り込んでおり、ソニーでは3Dコンテンツ全体を盛り上げていく構えです。

今回は、ソニーが満を持してテレビ市場へ投入する「3Dブラビア」にフォーカスしてみた。

・どうして立体的に見えるのか? - 3D映像の原理
人はものを見るときに、右目と左目のそれぞれの視点から、わずかに異なった映像を見ています。これを「視差」と呼び、脳の処理により奥行き感や立体感を感知することができます。

3Dテレビの映像は、この視差を応用し、右目用と左目用の映像を交互に高速で表示します。2つのイメージを脳が合成して、立体感のある映像として認識されるわけです。ソニーの3Dブラビアでは、独自の3Dメガネをはじめ、4倍速液晶、独自の技術を投入することで、高品位な3D 映像を実現しています。

・3D表示を実現する3つの技術
ソニーの3D表示技術をみてみよう。

・明るい部屋でも綺麗に見られる秘密 - フル HD 3D表示/フリッカーレス
3Dブラビアでは、フル HD の3D表示を実現するため、「フレームシーケンシャル表示方式」で右目用と左目用の映像をブラビアの画面上に交互に表示し、視聴する映像に対応して交互に右目と左目のレンズを開閉する「3Dメガネ」を用いて、3D映像を視聴します。

通常、3Dテレビは薄暗い場所で見ることを前提とした設計ですが、ソニーは「3Dメガネ」の工夫により、レンズを開閉するタイプのメガネに特有の照明器具などの光によるチラツキ(フリッカー現象)を低減させ、明るい部屋の中でも快適に3Dを楽しめるようになっています。

・クロストークの低減 - 4倍速技術
美しく自然な3Dの映像を再現するためには、右目用・左目用の映像が画面上で混在する「クロストーク」を最小限に抑えることが重要となります。

ソニーは、独自の4倍速技術(1秒間に240コマ表示)を応用し、元の映像ソースが左右それぞれ1秒間に60コマずつのコンテンツの場合には、左右それぞれ 2倍の120コマずつ(合計240コマ)表示。さらに、画面上に右目用あるいは左目用の映像が正しく表示されているコマのときにバックライトを点灯することで、クロストークを極限まで抑えています。

さらにバックライトの点灯時には発光レベルを2D視聴時よりも高くし(LED 高発光技術)、明るい部屋でもメガネを通して見やすい3D映像を実現しているのです。

・2Dの映像を擬似的に3D映像へ - 2D→3D変換機能
3Dブラビアは、「2D→3D変換機能」を搭載しており、2Dの映像を視聴しているときにリモコンの「3Dボタン」を押すと、ソニー独自の技術で映像のフォーカスがある箇所を検出し、擬似的な3D映像を表示します。

3Dブラビアなら、ハンディカムやサイバーショットなどで撮影したパーソナルコンテンツなど、2Dで制作された映像も、手軽に3Dで楽しむことができるわけです。